「重曹とクエン酸とセスキ、どれを使えばいいの?」——ナチュラルクリーニング初心者の方からよく聞かれます。60年の主婦人生で学んだ答えは「汚れの性質で決まる」。酸性の汚れにはアルカリ性を、アルカリ性の汚れには酸性を。この原則さえ覚えれば迷いません。
3つの違い早わかり表
| 項目 | 重曹 | セスキ炭酸ソーダ | クエン酸 |
|---|---|---|---|
| 性質 | 弱アルカリ性(pH8.2) | アルカリ性(pH9.8) | 酸性(pH2.5) |
| 得意な汚れ | 焦げ・軽い油汚れ | ベタベタ油汚れ・手垢 | 水垢・石けんカス |
| 研磨効果 | ◎(粒子が粗い) | ×(水に溶ける) | × |
| 消臭効果 | ◎ | ○ | ○ |
| 水への溶けやすさ | △ | ◎ | ◎ |
| 価格目安 | 1kg 300円〜 | 500g 300円〜 | 300g 200円〜 |
汚れ別の最適解
油汚れ(キッチン全般)→ セスキ
換気扇・コンロ・壁の油はねにはセスキ水スプレー(水500ml+セスキ小さじ1)。重曹より強力で水にサッと溶ける。
焦げ付き(鍋・フライパン)→ 重曹
重曹の研磨効果で物理的に削り落とす。水+重曹で煮沸がベスト。
水垢(蛇口・鏡)→ クエン酸
水垢はアルカリ性(カルシウム)なので酸性のクエン酸で中和。クエン酸水(水200ml+クエン酸小さじ1)をスプレー。
石けんカス(浴室)→ クエン酸
石けんカスもアルカリ性。クエン酸水+ラップ湿布で30分放置→スポンジで擦る。
消臭(冷蔵庫・靴箱)→ 重曹
粉末のまま小皿に入れて置くだけ。2〜3ヶ月で交換。使用後は掃除に再利用可能。
混ぜてはいけない組み合わせ
- 重曹+クエン酸は安全: CO₂が出るだけ(排水口掃除に活用)
- 塩素系漂白剤+酸性洗剤は絶対NG: 有毒な塩素ガスが発生。ナチュラル洗剤と市販洗剤の併用時は特に注意
さちこの知恵袋
- 「まず重曹、ダメならセスキ、水垢ならクエン酸」: この順番で覚えれば、汚れの8割は対処できます
- 100均で十分: ダイソーやセリアの重曹・クエン酸は品質十分。わざわざ高いものを買う必要はありません